築140年の古民家に息を吹き込み、訪れる人々を夢の中へ
古民家ぎゃらりぃ花うさぎ

2019 7/4 - 7/14

ダイアナ妃が愛した画家 ロバート・ハインデル展

拍手、喝采、讃美 −。
世界中の名だたるステージに立ち、スポットライトを受けてきた著名なバレリーナやダンサー達。
そんな踊り手たちの過酷な練習に励む精神力や伝統芸能に対する姿勢に共感し、その情熱と魂を描き続けることに生涯を捧げた画家、ロバート・ハインデル。

世界のバレエ団から公演前のリハーサルに招かれ、躍動するダンサーの一瞬の美と内なる感情を描き「現代のドガ」といわれました。
彼のコレクターには、故ダイアナ妃、故マーガレット王女をはじめ、世界のセレブリティが名を連ねています。2005年の逝去後も、テレビ東京 「美の巨人たち」(2009年)にて特集され、NHK「日曜美術館」(2015年)で紹介されるなど、今なお注目を集めている画家です。

本展では、ハインデルの原画・版画30点に加えて、故ダイアナ妃所蔵の作品「Pas de Duex in Rehearsal」の版画もご紹介致します。 

会期中の様子


 
会期 2019年7月4日(木) - 14日(日)
出展作家 Robert Heindel

会期中は、(株)アートオブセッション出川健太氏が在廊いたします。


ロバート・ハインデル

1938年アメリカ合衆国オハイオ州生まれ。
1962年デトロイトへ移住、アートスタジオに就職。絵画は独学で修学する。「クライアントが行けなくなったから」とアートスタジオの上司からもらったバレエのチケットが、その後ダンサーを描くことに人生を捧げた画家「ロバート・ハインデル」を誕生させるきっかけとなる。
1968年コネチカット州に移住。TIMEやPLAYBOYなどの雑誌へイラストを寄稿。
1978年ダンスをモチーフとした初の個展を開催する。
1982年ダラスバレエ団を題材にした作品が全米イラストレーション協会よりハミルトンキング賞を受賞し、一気に名が知られるようになる。その後、イラストレータからファインアーティストへ転身。欧米の他、日本でも作品を発表。この頃『現代のドガ』と称されるようになる。
1986年ミュージカル「キャッツ」「オペラ座の怪人」を描き話題となる。
2005年コネチカット州の自宅で肺気腫により死去。66歳の生涯を閉じる。

福岡金武「古民家ぎゃらりぃ花うさぎ」は令和元年12月27日をもって閉館いたしました。
当ウェブサイトもアーカイブとして今後の更新はありません。


令和2年7月30日、福岡市早良区椎原にて新たな「ぎゃらりぃ花うさぎ」をオープンいたしました。
最新の情報はぎゃらりぃ花うさぎ(椎原)のウェブサイトをご覧下さい。